ICOフィッシング詐欺 注意!
2018年1月、仮想通貨ファンを騒然とさせる過去最大級のICO案件が登場しました。
ご存知の方も多いと思いますが、メッセージアプリテレグラムによるICOです。
目標の資金調達金額は20億ドル!その規模の大きさがうかがえますね。
1月に行われた機関投資家向けのプライベートセールでは、3週間ほどで81人から8億5,000万ドルを調達したそうです。
今月3月には一般投資家向けに公開される”予定”とアナウンスされました。
しかし、まだ公式には発表されていないんですね。
テレグラムの一般投資家向けのICO開始は、まだ公式から発表されていません。
大事な事なので2度書きました。
ICOフィッシング詐欺 思いの外、身近な所で起こっていた
私が購読している、あるメルマガ発行者がICOフィッシング詐欺に騙されたと、
発行メルマガ内で注意喚起してくれました。
「読者の皆さん!テレグラムの一般向けICOが開始されましたね!私、400GRAM買いましたよ!」
私もテレグラムには関心があったのでできる範囲でチェックしていましたが、一般公開された事は知りませんでした。
過去最大規模のICO案件の一般公開ですから、必ず何処かで何らかの情報が出ているはずなのに・・
多くの読者から問い合わせが殺到したみたいで、発行者さん、自身が購入したサイトに再度アクセスを試みたそうです。
すると、ページに表示されたのは【アクセス先でフィッシング行為を検出しました】の文字。
(海外サーバーのようで英語で上記文字が表示されていたそうです。)
発行者さんがテレグラムの一般向けICOと思い、利用したサイトは現在、問題視されているICOフィッシング詐欺だった。
私も検索してみた所、現在もGoogleの広告で、テレグラムのICO募集サイトが表示されていました。
中身は発行者さんが購入したサイトと同じようですが、どうやらURLを度々変更しながら、何度も同様のフィッシング詐欺行為を続けているようです。
サイトの作りは巧妙で、一見すると公式サイトのように見えます。
また緊急性を煽るためかご丁寧に募集金額に対し、約97%の資金が集まっていると記載されています。
話題性のあるICO案件ですから、既にかなりの被害が発生している予感です。
購入は、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨と両替なので、取り戻すことは不可能かも。
現在、ICO詐欺が多発傾向にあるようです。
手口は巧妙になり、直ぐに見分けられない場合もあります。
もし気になる案件がある場合は、冷静になって再考するか、無料相談を利用してみるのも良いですね。