暗号通貨取引&保有 1.フィッシング 2.ウイルス 3.ウォレットに注意

他人事じゃない3つのトラブル

 

暗号通貨を安全に保有し続けるには、最低限以下の3つのトラブルに注意をすることが大切です。

 

昨年12月末に英国の暗号通貨取引所EXMOのCEOパヴェル・ラーナー氏が誘拐されました。
身代金として1億円分のビットコインを支払い、無事解放された事件が話題となりました。

 

 

ビットコインゴールドの受け渡しの遅れが発生しているためか、受け渡し詐欺が頻発し、
3億円以上の被害総額が発表されました。

 

 

韓国のYobitという仮想通貨取引所は18億円分のハッキング被害を受けたと言い張り、
経営破綻し倒産しました。現在韓国では、仮想通貨取引所閉鎖法案が進行中です。
あの韓国ですので、法案可決を見越した計画倒産も否めませんね。

 

 

1.フィッシング詐欺

フィッシングは最も一般的な詐欺の形式と言われます。
仮想通貨取引所やウォレットサイトなどとよく似たダミーサイトを作りログイン情報や秘密鍵を盗む手法です。

 

もしも、ダミーサイトにデータを入力すると、自分のアカウントの制御権は詐欺業者の手に渡ってしまいます。特に、秘密鍵を盗られてしまった場合は最悪ですね。保有している仮想通貨は全て奪われるでしょう。

 

詐欺業者は本来のサイトを元に、精巧なコピーに置き換えているため、パッと見では見分けがつきません。

 

見分ける方法は唯一つサイトのURLを必ず確認することです。
インターネット上では同じURLで違うサイトを表示することはできません。

 

そのため大半のフィッシングサイトは本来のサイトURLの一文字を変えていることが多いです。
小文字を大文字にしてたり「n」を「h」に置き換えたりしています。

 

加えて、SSLサーバー証明書も必要です。通常、取引所などの公式サイトURLは「http」ではなく「https」で始まりますのでその辺りも必ず注意が必要です。

 

 

2.ウイルス

トロイの木馬というウイルスをパソコンに感染させる手法は有名です。
このウイルスは単純にパソコンに記録されたすべてのデータが詐欺業者の手に渡ります。

 

是界では既に数百件ほど、トロイの木馬による仮想通貨盗難事件が相次いでいます。

 

対策としては、パソコンのセキュリティーシステムを強化することに加えて、不審なサイトからファイルをダウンロードしないこと。

 

不明な送信者からのメール内リンクをクリックしないこと。
公共の場での無料Wi-Fiスポットをむやみやたらと利用しないことなどが挙げられます。

 

 

3.ウォレット

取引所のウォレットにも注意すべきです。
仮想通貨を構成しているブロックチェーン自体は現実的にハッキングはほぼ不可能ですが、取引所のウォレット自体は、仕組み上ブロックチェーン管理ではないため、通常のウォレットサービスと比べると安全性が見劣りします。

 

 

最近は仮想通貨取引所が乱立しています。中には利用者を集めるだけ集めて、トンズラする業社も多数存在しています。
特に、海外の取引所だと言語の壁や、サポートの思い違い等でトラブル解決は期待できません。

 

取扱う仮想通貨の種類やレバレッジによって海外の取引所を活用する日本人が増えていますが、慎重さを重視する場合は、海外のマイナーな取引所ではなく国内のメジャーな取引所を利用するのが無難でしょう。 コインチェック公式HP  ビットフライヤー公式HP

 

最低でも、二段階認証のない取引所は利用は控え、事前にトラブルが発生した際の保証内容等を確認しておくのが賢明だと思います。
仮想通貨の法整備が整い始めている日本でもトラブルの対処、保証に関する規制等はまだまだきちんと定まっていませんから。

 

そのため原則的に自己責任のもと、仮想通貨の管理・保有を行う必要があります。

 

あなたの仮想通貨管理は安全ですか?

 

 

仮想通貨で大きな資産を得るためにも、今一度、管理方法の安全性を見直してみましょう。

 

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